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文学研究科英文学・英語学専攻博士課程(後期課程)の藤田萌々子さんがThe International T. S. Eliot Society(国際T. S. エリオット協会)第46回年次大会においてThe T. S. Eliot Studies Annual Prize(最優秀若手発表賞)を受賞しました。
2025年7月10日 更新
発表題目
T. S. Eliot as a Poet-Critic in "Post-War" Japan
発表者
藤田萌々子
同志社大学大学院文学研究科英文学・英語学専攻 博士課程(後期課程)3年次生
発表内容(概略)
藤田さんは、統一テーマの一つである「T. S. Eliot in/and Translation」に関連し、第一次世界大戦後のヨーロッパを描いた詩人T. S. エリオットが、第二次世界大戦後の日本においてどのように翻訳され、再解釈・受容されたのかを論じました。エリオットの英語による著作が、戦後日本においてリベラルな作家から保守派の知識人に至るまで幅広く影響を及ぼしてきたという事象に注目し、その経緯を翻訳という営為を分析することで明らかにした点がエリオット研究における新たな貢献として高く評価され、The T. S. Eliot Studies Annual Prize(最優秀若手発表賞)の受賞が決まりました。

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