このページの本文へ移動
ページの先頭です
以下、ナビゲーションになります
以下、本文になります

お知らせ

【現象学コロキウム】カントのカテゴリー演繹 現象学的パースペクティヴから

2024年6月25日 更新
20240711new0624.jpg (101938)

  現代の超越論哲学研究・現象学研究を代表するアレクサンデル・シュネル先生(Prof. Dr. Alexander Schnell)を講師にお招きして現象学コロキウムを下記のとおり開催します。今回のご講演では、カント生誕300周年を記念して2022年の近著『時間・構想・自我——カントの「カテゴリー演繹」についての現象学的解釈——』との主題的な関連も深い主題について「カントのカテゴリー演繹——現象学的パースペクティヴから——」という表題でご講演いただきます。

【講師紹介】アレクサンデル・シュネル教授(Prof. Dr. Alexander Schnell)

  現在、ベルク大学ヴッパタール(Bergische Universität Wuppertal)の理論哲学・現象学教授、同大学  超越論哲学・現象学研究所(Institut für Transzendentalphilosophie und Phänomenologie(ITP)所長である。
  2001年にパリ第十二大学で『フッサールにおける時間の問題』で博士号を取得、2008年にソルボンヌ大学で『超越論哲学の形成(フィヒテ、シェリング、フッサール、ハイデガー)』で教授資格を取得。2001年‐2002年にパリ第12大学助教、2002年‐2007年ポワチエ大学准教授、2007年‐2016年パリ‐ソルボンヌ大学准教授を経て、2016年9月より現職。現代を代表する現象学者のひとりである。専門は、体系的には、認識論、超越論哲学、存在論、形而上学、歴史的には、古典ドイツ哲学、20世紀と21世紀の哲学(とりわけ独仏現象学)。詳細については、以下を参照。
https://aschnell.eu/

  すでに26の単著があるが、近年の主要な業績として以下を挙げることができる(抜粋)。

  • Realität im Spiegel der Zeit. Die Philosophie von Black Mirror, Frankfurt am Main, Klostermann/Nexus, 2024
  • Die Erscheinung der Erscheinung. J. G. Fichtes Wissenschaftslehre von 1804 – Zweiter Zyklus, Frankfurt am Main, Klostermann, 2023
  • Zeit, Einbildung, Ich. Phänomenologische Interpretation von Kants „Transzendentaler Kategorien-Deduktion”, Frankfurt am Main, Klostermann, “Rote Reihe”, 2022
  • Seinsschwingungen, Tübingen, Mohr Siebeck, “Philosophische Untersuchungen”, 2020
  • Was ist Phänomenologie?, Frankfurt am Main, Klostermann, “Rote Reihe”, 2019
  • Wirklichkeitsbilder, Tübingen, Mohr Siebeck, “Philosophische Untersuchungen”, 2015
講演題目
カントのカテゴリー演繹 現象学的パースペクティヴから
日時2024年7月11日(木)18:30-20:00
会場
Zoomオンラインミーティング
講師
アレクサンデル・シュネル氏(ベルク大学ヴッパタール)
主催
同志社大学現象学研究会
共催
同志社大学文学部哲学科
使用言語
ドイツ語(日本語翻訳原稿あり)
参加方法
7月9日(火)までにformsにアクセスのうえ要事前申込(参加無料)

カテゴリ

文学部/文学研究科サイト:
トップ /