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美学芸術学科で何が学べるか

本学科で学ぶ内容は、美学、芸術学、美術史を中心領域として、さまざまな芸術ジャンルにわたっています。
授業の形式で各科目を分類すると、以下のようになります。
(全員必修の科目は太字で表記します)

  1. ゼミ(演習)形式の科目には、入門のゼミとして美学・芸術学基礎演習Ⅰ・Ⅱがあり、さらに演習Ⅰ・Ⅱでみなさんの研究のテーマを発展させてゆきます。
  2. 講読形式の科目には、英書講読、独書講読、仏書講読、文献講読があり、外国語で書かれた美学、芸術学、美術史の文献を読みます。
  3. 講義形式の授業には、本学科の根幹をなす科目美学概論芸術学概論芸術史概論、西洋美術史概説、日本美術史概説、東洋美術史があります。
    特論科目の美学特論、芸術学特論、美術史特論では、各担当者の専門的な特殊研究が論じられます。
  4. 音楽学概論、演劇学概論、映画学概論、デザイン理論、文芸学概論は、個別の芸術ジャンルにわたって講義される科目です。
  5. 芸術批評論、現代芸術論、芸術情報論は、現代の芸術現象についての専門的な研究が論じられます。わたしたちの学科が新しく開拓しようと考えている研究教育の分野です。

カリキュラムの概要

1年次・2年次(今出川キャンパス)

全員の必修科目として美学・芸術学基礎演習Ⅰ(1年次)、Ⅱ(2年次)があります。この授業は各クラス20名内外の少人数で行われます。授業では、美学・芸術学の基本的テキストの講読や個人の研究テーマの発表や討論の方法など、学問的な研究に必要な基礎を学びます。
1年次の秋学期及び2年次の春学期から履修できる実地演習Ⅰ、Ⅱでは、各種展覧会や公演などの鑑賞及び歴史的建造物の見学会などをおこなっています。この科目は、教室での一講義では体験できない、受講生による芸術の実体験にもとづく理解をめざしています。
その他、専門講義科目としては、美学概論、芸術学概論、芸術史概論、西洋美術史概説、日本美術史概説などがあります。また音楽学概論や映画学概論など個別芸術学の講義科目も履修できます。もちろんこの1、2年次には英語(全員)とドイツ語もしくはフランス語などの外国語科目を履修します。

3年次・4年次(今出川キャンパス)

3年次からは、卒業論文作成に向けて準備をする演習Ⅰが始まります。10人前後の少人数クラスで、専任教員が指導にあたり、各人が興味をもっているテーマについての発表、討論をおこないます。
また3年次の必修科目としては外国語(英書、ドイツ語、フランス語、漢文)の文献講読があります。講読科目は、単なる外国語習得ではなく、外国の専門的な研究論文や研究書を読み解き、卒業論文の作成への足がかりにします。さらに、美学、芸術学、美術史分野の特殊・専門的研究の成果が特論科目で講じられます。
そして、演習Ⅱを履修して本学科のカリキュラムの最後の仕上げとして卒業論文が作成されます。

学科行事から

2013年度には以下のような行事を行いました。

オリエンテーション

4月1日 入学オリエンテーション
入学式のあと、京田辺の教室で軽食をとりながら、新入生向けのオリエンテーションを行ないました。学科主任による科目登録に関するガイダンスのあと、教員の自己紹介、新入生全員による自己紹介を行ないました。
1月下旬 ゼミ登録オリエンテーション
新年度から「演習Ⅱ」に登録する2年次生を対象に、教員が各自のゼミの紹介を行ないます。各ゼミで提出された卒論の内容を説明することを中心に、それぞれのゼミの運営の方法などについてお話しします。

実地演習

春学期(実地演習Ⅱ)

4月21日 文楽鑑賞〔国立文楽劇場(日本橋)〕
4月28日 展覧会鑑賞(交差する表現)〔京都国立近代美術館〕
5月12日 演劇鑑賞(ベルサイユのばら)〔宝塚大劇場〕
5月19日 展覧会鑑賞(ボストン美術館展)〔大阪市立美術館〕
6月8日 建築鑑賞〔旧甲子園ホテル〕
6月16日 演劇鑑賞(ロミオとジュリエット)〔宝塚大劇場〕

秋学期(実地演習Ⅰ)

9月29日 能楽鑑賞〔奈良県新公会堂〕
10月6日 展覧会鑑賞(北魏 石造仏教彫刻の展開)〔大阪市立美術館〕
10月27日 西本願寺の国宝(書院建築と金碧障壁画)鑑賞〔西本願寺大書院〕
11月12日 音楽鑑賞(片岡リサ筝演奏)〔同志社礼拝堂〕
11月17日 展覧会鑑賞(戦国アバンギャルドとその昇華 変わり兜×刀装具)〔大阪歴史博物館〕

その他

3月20日 卒業パーティー
卒業式当日の夜、市内のホテルを会場に各ゼミの代表者が幹事をつとめて、卒業パーティを行ないます。