T. S. Eliot as a Poet-Critic in "Post-War" Japan
藤田萌々子
同志社大学大学院文学研究科英文学・英語学専攻 博士課程(後期課程)3年次生
藤田さんは、統一テーマの一つである「T. S. Eliot in/and Translation」に関連し、第一次世界大戦後のヨーロッパを描いた詩人T. S. エリオットが、第二次世界大戦後の日本においてどのように翻訳され、再解釈・受容されたのかを論じました。エリオットの英語による著作が、戦後日本においてリベラルな作家から保守派の知識人に至るまで幅広く影響を及ぼしてきたという事象に注目し、その経緯を翻訳という営為を分析することで明らかにした点がエリオット研究における新たな貢献として高く評価され、The T. S. Eliot Studies Annual Prize(最優秀若手発表賞)の受賞が決まりました。
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文学部・文学研究科事務室 TEL:075-251-3361
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国際教養教育院が提供する海外フィールドワーク科目「ベトナム」「ドイツ」プログラムの追加募集を受け付けています。
詳細については、以下のリンクからご確認ください。
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トーマス・フックス(ルプレヒト‐カール大学ハイデルベルク)氏を講師にお招きして講演会(現象学コロキウム)を下記のとおり開催します。
講演題目:身体化された感情――情感性と相互情感性の現象学について――
講 師:トーマス・フックス(ルプレヒト‐カール大学ハイデルベルク)氏
日 時:2025年7月22日(火)18:30-20:00
開催方法:Zoomオンラインミーティング
主 催:同志社大学現象学研究会/ケルン大学フッサール文庫
共 催:同志社大学文学部哲学科
使用言語:英語
参加方法:下記の「登録用Forms」にアクセスのうえ要事前申込(参加無料)
申込期限:2025年7月20日(日)
Title: Embodied Emotions — On the Phenomenology of Affectivity and Interaffectivity
Date & Time: Tuesday, 22 July, 2025, 18:30–20:00 (JST)
Venue: Zoom Online Meeting
Speaker: Prof. Dr. Dr. Thomas Fuchs (Ruprecht-Karls-Universität Heidelberg)
Language: English
Organizers: Husserl Archive, University of Cologne/ Phenomenological Research Seminar, Doshisha University
Co-organizer: Department of Philosophy, Faculty of Letters, Doshisha University
Participation: Registration Required
Registration Deadline: 20 July 2025
Zoom Info: Will be sent to your registered email address by 21 July 2025
最新刊である『身体化された感情』に基づいて、感情がいかに身体化され、他者との関係性のなかで経験されるのかについての現象学的探究の成果についてお話しいただきます。感情を単なる内的状態としてではなく、身体を通して世界と他者に向き合う動的現象として捉え、精神医学・心理療法での感情理解の新たな枠組みについての展望を開く、知的刺激に富むご講演となります。
ハイデルベルク大学において「精神医学の哲学的基礎」に関するカール・ヤスパース教授職を務める精神科医・哲学者である。彼は同大学の一般精神医学クリニックにて「現象学的精神病理学と心理療法」部門の責任者を務め、精神医学、現象学、哲学の交差領域において国際的に高い評価を得ている。1981年から1988年にかけて医学、哲学、科学史を学び、1990年には医学史に関する研究で医学博士号(M.D.)を、1999年には哲学博士号(Ph.D.)をいずれも最優等(summa cum laude)で取得。1989年から1996年までミュンヘン工科大学精神科にて臨床研修を受け、1995年に精神科・心理療法専門医資格を取得。1997年よりハイデルベルク大学精神科に勤務し、1999年に精神医学の教授資格(Habilitation)を取得。2005年には准教授に昇進し、2010年には哲学の教授資格も取得。同年よりカール・ヤスパース教授職に就任した2008年から2013年まではハイデルベルク大学のマルシリウス・コレギウム(学際研究センター)のフェローを務め、2012年からはハイデルベルク学術アカデミーにおけるカール・ヤスパース全集編集プロジェクトの研究責任者を務めている。また、ドイツ現象学的人類学・精神医学・心理療法学会(DGAP)の初代会長(2011-2015年)、ドイツ現象学研究学会(DGPF)の副会長(2019年)、および会長(2021-2023年)も歴任している。2023年には、人間存在を自然主義的・科学主義的な見方から擁護した功績により、エーリッヒ・フロム賞を受賞した。研究領域は、現象学的心理学・精神病理学・人間学、身体性の哲学、現象学と認知神経科学の関係、特に身体化・エナクティヴィズム・時間性・相互主観性の理論、産後障害における母子相互作用、精神医学と神経科学の倫理など多岐にわたる。代表的著作には Das Gehirn – ein Beziehungsorgan (Kohlhammer 2008)、Ecology of the Brain (OUP 2018)、In Defense of the Human Being (Suhrkamp 2020)等がある。最新刊Verkörperte Gefühle(Suhrkamp 2024)では、情感と相互情感性の現象学を通じて、身体化された感情経験の哲学的理解を深めている。
詳細については、詳細については、下記「講師紹介」リンク参照。
関連情報 | 登録用Forms/Registration Microsoft Forms |
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関連情報 | 講師紹介 Prof. Dr. Dr. Thomas Fuchs |
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2026年度国立政治大学文学院(台湾)との交換留学生の募集を行います。
文学部・文学研究科では海外の大学と独自に協定を結んでおり、他学部生では行くことのできない大学に留学することができます。詳細については、下記ファイルをご確認ください。
2026年度 推薦状[PDF]
お問い合わせ |
文学部・文学研究科事務室(良心館教務センター ) 電話:075-251-3361 |
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同志社大学文学部哲学科とテュービンゲン大学 College of Fellows の共催により、国際コロキウム 「Erfahrung aus phänomenologischer und interkultureller Perspektive」を開催いたします。現象学と間文化哲学それぞれの観点から「経験」の諸相をめぐって 、3 名の研究者による講演が行われます。
日時 |
2025 年 8 月 5 日(火) 13:00-18:00 |
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場所 |
同志社大学今出川キャンパス 寧静館 35 教室(N35教室) |
主催 |
同志社大学文学部哲学科/テュービンゲン大学カレッジ・オブ・フェローズ |
使用言語 |
ドイツ語 |
参加方法 |
一般来聴歓迎・参加無料・事前申込不要 |
お問い合わせ |
文学部・文学研究科事務室 TEL:075-251-3361
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配信に関する問い合わせ
今出川キャンパス教務センター(文学部・文学研究科)
TEL:075-251-3361 FAX:075-251-3064
E-mail:ji-bunjm@mail.doshisha.ac.jp
2025年度 父母懇談会を開催します。
詳しくは、 以下のページをご確認ください。
父母会会報第137号を発行しました。
詳しくは、 父母会会報 をご覧ください。
日時 | 2025年5月31日(土)13:30~15:00 ※受付は13時より開始予定 |
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場所 | 栄光館(えいこうかん) (同志社女子大学 今出川キャンパス) |
入場料 | 無料 |
申し込み | 不要(どなたでもご参加可能) |
定員 | なし |
お二人のプロフィール等は以下のチラシをご覧ください。
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史友会(同志社大学文学部文化史学科同窓会) E-mail:syamada@mail.doshisha.ac.jp |
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テュービンゲン大学からの交換客員研究員として文学部にお迎えしているウルリッヒ・シュレッサー教授を交えて文学部哲学科主催でワークショップ「主観・人格・構想力」(Workshop: Subjekt, Person, und Einbildungskraft)を開催いたします。
13:00- 櫻井真文 (大阪大学)
Masafumi Sakurai (Osaka University)
Henrichs Entwurf der spekulativen Metaphysik und ihre Konstellation zu Fichtes Transzendentalphilosophie und Kants Ideenlehre
14:00- ウルリッヒ・シュレッサー(テュービンゲン大学)
Ulrich Schlösser (Universität Tübingen)
Imagination, Fiction and Reality. Fichte vs Maimon
15:00- 中村拓也(同志社大学)
Takuya Nakamura (Doshisha University)
Sedimentation, Habitualität, und Person.
Phänomenologie der Sedimentation und ihre Entwicklung
16:00- 討論
Diskussion
司会 安部浩(京都大学)
Moderator: Hiroshi Abe (Kyoto University)
日時 Zeit | 2025年4月26日 13:00-17:00 26. April 2025, 13:00-17:00 |
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開催場所 Ort | 同志社大学今出川キャンパス寧静館4階会議室 Doshisha Universität, Imadegawa Campus, Neiseikan4. Etage, Konferenzraum |
使用言語 Offizielle Sprache | ドイツ語、英語(通訳あり) Deutsch, Englisch |
参加方法 Teilnahme | 事前申し込み不要、一般来聴歓迎 Offene Veranstaltung, keine Anmeldung erforderlich, jeder ist willkommen |
主催 Veranstalter | 同志社大学文学部哲学科 Abteilung der Philosophie, Fakultät der Literatur, Doshisha Universität |
テュービンゲン大学人文学部哲学科教授、カントとドイツ観念論重点講座所長。フンボルト大学ベルリン(Humboldt-Universität zu Berlin)で博士号と教授資格を取得後、カリフォルニア大学バークリー校訪問研究員、フンボルト大学ベルリン研究員、シェフィールド大学講師、トロント大学助教を経て、2012年から現職。カント、とくにカントの理論哲学と美学、ドイツ観念論の生成、フィヒテの知識学、ヘーゲルの精神現象学を専門領域とし、さらに、新カント学派、現象学と解釈学、超越論的論証、自己意識の理論などの論題について研究を行っている。現在に至るまで長きにわたって古典ドイツ哲学の世界的な研究拠点であり続けているテュービンゲン大学の哲学科の中心人物である。
代表的な著作
Das Erfassen des Einleuchtens. Fichtes Wissenschaftslehre 1804 Berlin, Germany: Philo Verlag, 2001.
現在『カント――共有可能な心的内容と態度:カントの批判哲学における自発性とコミュニケーション可能性』(仮題)の出版を予定している。
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2025年度より独立行政法人国立美術館「キャンパスメンバーズ」に加入しました。文学部・文学研究科所属の正規学生の皆さんは、以下の条件で利用することができます。
対象美術館
・京都国立近代美術館【京都・岡﨑公園】
・国立国際美術館【大阪・中之島】
利用方法
・美術館の券売窓口または展示室入口で、キャンパスメンバーズ利用の旨を伝え、学生証を提示してください。学生証を持参していない場合は特典を受けることができません。
特典内容
・所蔵作品展は無料、企画展は割引料金(団体料金)で観覧が可能です。
※同志社大学では文学部・文学研究科ならびに文化情報学部・文化情報学研究科所属の正規学生のみがこの制度を利用できます。
制度の詳細については、以下のリンクからご確認ください。
独立行政法人 国立美術館「キャンパスメンバーズ」
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2025年4月1日(火)より、徳照館内の安全と防犯対策の観点から、徳照館出入口(自動ドアおよび会議室北側ドア)の施錠時間を以下のとおり変更します。
※なお、従来どおり施錠中でも館内からの開錠は可能です。
※休講期間中の土曜日は終日「施錠」しています。
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2025年度ケルン大学との交換留学生の募集を行います。
文学部・文学研究科では海外の大学と独自に協定を結んでおり、他学部生では行くことのできない大学に留学することができます。詳細については下記ファイルをご確認ください。
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2025年度ケルン大学人文学大学院との交換留学生の募集を行います。文学部・文学研究科では海外の大学と独自に協定を結んでおり、他学部生では行くことのできない大学に留学することができます。詳細については、下記ファイルをご確認ください。
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