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お知らせ
【現象学コロキウム】フライブルクでのエディット・シュタインとマルティン・ハイデガー
2024年10月15日 更新
ベルント・マルティン（Prof. Dr. Bernd Martin）先生（アルベルト・ルートヴィッヒ大学フライブルク）を講師にお招きして、講演会（現象学コロキウム）を以下のとおり開催します。
| 講演題目 | フライブルクでのエディット・シュタインとマルティン・ハイデガー |
|---|---|
| 講 師 | ベルント・マルティン（アルベルト・ルートヴィヒ大学フライブルク） |
| 日 時 | 2024年11月5日（火）16:40 - 18:10 |
| 開催方法 | 同志社大学室町キャンパス 寒梅館６F大会議室 |
| 主 催 | 同志社大学現象学研究会 |
| 共 催 | 同志社大学文学哲学科／科研費24K03347 |
| 使用言語 | ドイツ語（翻訳原稿あり） |
| 参加方法 | 参加無料・事前申込不要（どなたでもご参加いただけます） |
| 講演内容 | 1916年6月に、博士学位審査を受けるためにエディット・シュタインが南ドイツを訪れる様子から説き起こし、大量の資料を詳細に読み解く歴史学の手法によって、これまでにその重要性に比して、光が当てられることが少なかった、フライブルクでのエディット・シュタインの有様を、フッサールやハイデガーをはじめとするその周辺の人々との交流を踏まえたうえで、当時の時代背景と関連づけながら生き生きと浮かび上がらせるご講演です。 |
| 講師紹介 | 1940年ベルリン生まれ。1960年から1966年までマールブルク大学、ダーラム大学、ベルリン自由大学で東ヨーロッパ史、英語学、政治学を学ぶ。1967年マールブルクで博士学位請求論文『第二次世界大戦中のドイツと日本』（ミネルヴァ書房より2023年に本書の翻訳『太平洋戦争と日独戦時同盟――真珠湾攻撃からドイツの降伏まで――』が公刊されている。下記参照）によって学位を取得。1968年から1974年までフライブルク大学でアンドレアス・ヒルグルーバー（Andreas Hillgruber）の許で歴史学科の助手を務める、1973年教授資格論文『第二次世界大戦中の平和への取り組みと権力政治1939年から1942まで』によって教授資格を取得。1974年に講師、1976年に員外教授に任命され、1979年に終身教授となる。その間、ヨーロッパとアジアの様々な大学で客員教授を務め、現在フライブルク大学名誉教授である。20世紀中ごろの極東、ポーランド、オーバーライン地方を研究の重点としている。 |
| 主要業績 |
単著 Deutschland und Japan im Zweiten Weltkrieg: Vom Angriff auf Pearl Harbor bis zur deutschen Kapitulation. Musterschmidt, Göttingen / Zürich / Frankfurt am Main 1969（林・樺島・ファンゴア訳『太平洋戦争と日独戦時同盟――真珠湾攻撃からドイツの降伏まで――』ミネルヴァ書房、2023年） Friedensinitiativen und Machtpolitik im Zweiten Weltkrieg 1939–1942. Droste, Düsseldorf 1974Heidegger und das „Dritte Reich“. Ein Kompendium. Wissenschaftliche Buchgesellschaft, Darmstadt 1989 550 Jahre Universität Freiburg 1457–2007. Ein historischer Überblick. Albert-Ludwigs-Universität Freiburg, Freiburg 2007 Die Freiburger Pathologie in Kriegs- und Nachkriegszeiten (1906–1963). Konstitutionspathologie, Wehrpathologie und Menschenversuche. „Pathologie“ des Verdrängens. Verlag Regionalkultur, Ubstadt-Weiher, Heidelberg 2018 編著 Von der Badischen Landesuniversität zur Hochschule des 21. Jahrhunderts (= 550 Jahre Albert-Ludwigs-Universität Freiburg. Band 3). Alber, Freiburg i. Br. 2007 Institute und Seminare seit 1945 (= 550 Jahre Albert-Ludwigs-Universität Freiburg. Band 5). Alber, Freiburg i. Br. 2007 Der Zweite Weltkrieg und seine Folgen. Ereignisse – Auswirkungen – Reflexionen. Rombach, Freiburg i. Br. / Berlin 2006, mit Arkadiusz Stempin: Deutschland und Polen in schwerer Zeit 1933–1990 / Niemcy i Polska w trudnych latach 1933–1990. Rombach, Freiburg im Breisgau 2004 / Inst. Historii UAM, Warszawa 2004,mit Ernst Schulin: Die Juden als Minderheit in der Geschichte. dtv, München 1981 Deutsche Beraterschaft in China. Militär – Wirtschaft – Außenpolitik. Droste, Düsseldorf 1981 |
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