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文学部生Life!

2010年度

文学部Web学生記者座談会

去る9月某日、文学部学生記者による座談会が行われました。互いに終始和やかな雰囲気で、如何にして文学部の扉を叩いたのか、如何にして学生記者を志したのかを語り合いました。

左から、古山さん(英文学科5回生)、桑山君(文化史学科4回生)、村田君(英文学科4回生)、堤君(英文学科1回生)
左から、古山さん(英文学科5回生)、桑山君(文化史学科4回生)、村田君(英文学科4回生)、堤君(英文学科1回生)  

陪席:中村(研究室事務室 HP担当)

Ⅰ.なぜ文学部に来ようと思ったのか?

村田:まず、1回生の堤君。気持ちも若いと思うので。

桑山:初心を忘れていないでしょう。平成生まれ?

村田:僕も平成生まれです!

桑山:昭和です。(一同笑い)

村田:まず簡単な自己紹介を。

堤 :
1回生英文学科の堤です。文学というのは、いろんな面で物事に深く関わっていて、すぐに科学技術みたいに役に立つものではないです。
しかし、人間の心理の奥底に深く影響を与えていると思うので、それを深く学べるということで、文学部に魅力を感じました。また、同志社の文学部を選んだキーポイントは、副専攻制度です。一応英文ですが、哲学が好きなので、副専攻の制度で、哲学科のことも学べたらいいなと思いました。

村田:
ほー!かなり計画的ですね!僕なんか滑り止めで受けたので計画も何も・・・。
 (中村さん固まる)

村田:
いやいや、中村さんすいません!でも、入ってから文学研究ってこんななんだ!というように面白みが見いだせたのでいまは満足ですよ。しかし、やっぱり、堤君みたいに計画的にやっていくほうが、入学時の期待もあるし、入学後の履修も計画的でしょうね。僕は1、2回生の時は本当に授業登録とか適当で、GPAとか今もその影響を引きずっています(笑)。
村田君
堤君
桑山君
村田:次に桑山君に聞いていきたいと思います。

桑山:
4回生文化史学科の桑山です。社会学部メディア学科が第1志望で、第2志望が文化史だったのですが、メディアに落ちてしまったので、こちらに来ました。別にどこでもよかったです。今思ってもどこでもよかったです。「同志社に来たい」という気持ちが大きかったので!先輩、俺の高校時代の先輩が同志社に入学していたので、先輩の後を追ったという感じですね。
村田:先輩に憧れていたとか?

桑山:そうですね、今も憧れています。

村田:ちなみに、先輩はどこの学部でしたか?

桑山:法学部です。その方が社会人になった今でも付き合いがあります。

中村:高校の先輩ですか?
桑山:そうです。ラグビー部の先輩です。中学も大学も一緒でした。その先輩の影響が大きくてここまで来ました(笑)。

村田:ありがとうございます。では、次は古山さんです。なぜ同志社の文学部に来ようと思ったのですか?

古山:文学部5年生の…。(一同笑い)

古山:
古山彰子です。私は出身が浜松で、まあ、地元の大学に行くということは考えていませんでした。ほとんどの同級生も東京の大学に進んで、京都へ進学する人は、1割から2割程度でした。私が京都の大学に進学しようと思ったのは、高校時代のイギリス留学がきっかけです。イギリスの高校に1年間留学したとき、日本のことについてたくさん聞かれたんですね。でも、自分の国のことなのに、文化に関しても歴史に関しても分かりませんでした。この経験から大学もそのまま海外に行くのではなく、日本にちゃんと帰ってきて、日本の文化がきちんと学べるところで4年間学べたらいいなと思いました。そこで京都がいいなと考えました。
文学部を選んだきっかけは、イギリス留学時にイギリスの小・中学校で、必修科目としてシェークスピアなどの英文学をきちと学んでいるのを見たことです。このような古典や英文学を小学生のうちから学ぶということは、その中に学ぶ意味のある重要なものがあるのかなと思ったんです。そこで「なぜそれを学ぶのか」ということを理解したくて文学部に来ました。
また、同志社のオープンキャンパスに来た際、社会言語学がご専門のラブデイ先生のビデオを視聴して、言語学にも興味持ちました。文学とどちらをやればいいか迷いましたが、言語学の授業も2回生から選択出来ると聞いて、同志社の文学部なら、「文学」と「社会言語学」を両方学べると聞いたので、ここに決めました。
この他にも、キャンパスの雰囲気や、亡くなった祖父も同志社出身だったことなどいろいろ惹かれるところがあったと思います。
村田&桑山:すごいですねー。

桑山:校舎のことまで考えているとは!

村田:
英文学科4回の村田です。今、3人の話を聞いて、皆ちゃんと考えて大学に来ているんだというのを身にしみて感じました。あの…中村さん顔が強張ってます!

中村:
私の発言はカットですよ!(まあ、正直に言ってもらって)
さて、次は大学に入学してからのことを伺ってください。
古山さん

Ⅱ.文学部生としての実際の大学生活は?


村田:堤くん、入学してまだ半年ぐらいしか経っていないけれど、同志社に来てどうですか?
堤 :
大学のレベルと、高校でやってきたことのレベルが違うなぁと感じています。大学の授業は、(高校までの授業と違って)1回の授業時間が長いので、半年経っても、授業内容をなかなか消化し切れていないことが心残りですね…。まだ1回生なので、授業もそこまで専門的な内容が扱われていないはずなのですが、やはり、専門研究というのは重みがあるものなので、1回生の自分にとっては(内容を消化するのが)結構きついかなぁと思っています。これから、しっかり授業についていけるようにしないとなぁと思います。

村田:将来のことをちゃんと考えていますよね。
中村:1回生って、基礎ゼミみたいなものはあるの?

村田:
英文学科は、基礎ゼミみたいなものはないんですけど、Academic Skillsという、選択科目があるんですね。堤くんはその授業をとっているのですが、そのことを聞いたとき、「とても志が高いなぁ」と思いました。僕は、Academic Skillsの説明があったとき、適当に聞き流していたから、今になって、とっておけばよかったと思っていますね…。それで、Academic Skillsでは、どんなことをするの?

堤 :
英文学科に入ってきた新入生が、大学での勉強の仕方を学びます。初めのころは、レポートの書き方やソフトの使い方などを勉強して、最後のほうに、あるテーマについてグループで調べて、その結果を発表するという内容です。グループ発表のテーマはクラスごとに違ったみたいですが、僕のクラスでは、「アメリカとイギリスの食文化」というテーマが出されました。僕は、「イギリスの食文化」を調べたのですが、そのときに本を読んで、参考文献の表を付ける練習をしたり、ハンドアウト(=聞いている人に、発表内容を理解してもらうためのプリント)の作り方の説明を受けて実際に作り、先生にチェックしてもらって、発表しました。発表を通じて、食文化と一口にいっても、着眼点はグループごとに違うということが分かりました。例えば、アメリカの食文化を調べた班は、「アメリカではファーストフードの影響が大きい」という点から、マクドナルドの関連で食文化を調べていましたし、イギリスの食文化について調べた班は、貿易の観点から食文化をとらえて直していきました。イギリスと聞いて僕がパッと思いつくことが、階級社会だったので、僕の班では、階級社会と絡めて食文化がどうなっていったかを調べました。でも、高校とかでそういった発表をやったことがなくて、要領を得ていなくて…。
村田:緊張した?

堤 :
緊張しました…いい発表だったかどうかと聞かれると、あまりいいとは言えなくて…(苦笑)でも、「次にやる時は、もっとがんばりたいな」とモチベーションが上がりました。

村田:
でも、1回からそういうことをやっていたほうが、絶対2、3回生になったときにいい感じに発表ができると思うし…。あー、とっておけば良かった(苦笑)。良かった(苦笑)。
中村:2回生から、実際にゼミがあるの?

村田:はい、英文は、2回生からゼミが始まりますね。

中村:2回生で、ある先生について、3、4回生に進んでいくときに先生が変わるっていうこと?

村田:
2回生から3回生に上がるときは変えることはできるのですが、3回生から4回生に上がるときは基本的に変えられませんね。

中村:3、4回生は同じ先生で、研究テーマをそこで決めて…。

村田:
そうですね、3、4回生で専門性をどんどん高めていくというふうになっていますね。じゃぁ、桑山くんは、入学後実際どうだった?

桑山:他学部の学生の話を聞くと、研究室(≒ゼミ)の重みが全然違うなぁと感じます。

村田:週1やと、物足りない感じ…?

桑山:物足りないという感じは、やっぱりしますね。ちょっと少ないかな…?

村田:そうやね…専門の授業だと、週2ぐらい要るんちゃう…?

桑山:週2でも全然(少ない)と思うから、同志社、どうしたのかな?と(笑)。

村田:しゃれ…(笑)。

中村:
だけど、他にも、とらないといけない科目がありますよね。カリキュラムのバランスという面から、週1に組まれているのかな…?専門性を高めていけば、みなさんが発表する機会もどんどん出てくるでしょうし、専門分野の勉強にもっと力を入れられますよね。自主的に週に何度も集まって研究をしているゼミもあるそうですね。ところで、文化史学科では、基礎演習みたいなものが、1、2回生にあるの?

桑山:
はい。ただ、「ゼミは週1回で、先生が1人」という点においては、1、2回生のときのゼミでは、あまり大差がないですね。学年によるゼミの違いといえば、「担当の先生を3年次から選べるようになった」ことぐらいじゃないですかね…。

中村:3回生で西洋史と日本史の選択ですか?

桑山:
日本史コースか西洋史コースというのは、1回生で決められます。3回生になってから、自分が所属しているコースにいらっしゃる約6人の先生の中から、ゼミの先生を1人決めますね。
村田:(ゼミを)決める基準って…。

桑山:決める基準は…僕は、人柄かな。

村田:それは重要やね(笑)。

桑山:
僕は2年間接していくという点から、「この人がいい!」と、直感で決めたのが大きかったと思う。だけど、「イタリアのこと何も知らないのに、何で(今いるゼミに)来たんだ?」って感じはあるかなぁとは思いますが…。
村田:そしたら、(ゼミを決めるときに)少し事前学習しておくといいのかな?

桑山:そうそう。

村田:後輩へのメッセージは…?

桑山:…勉強してください(笑)。

村田:勉強して下さい…(笑)。じゃぁ、古山さん。

古山:
やはり、京都に来られたのがよかったですね。あと、文学部に関して言うと、1回生のとき、Reading, Writing, Speaking, Listeningっていう4つの授業があって、英語の基礎をたたきなおすような授業が多かったんですね。ただ、私はそんなに真面目な学生ではなかったので、ちゃんと予習とか復習とかしていなかったなぁ…。でも、クラスの子のモチベーションがとても高かったですね。あと、英文学科には帰国子女の子が多いんですけど、彼女たちもきちんと予習してきていて、「あ、こんなに優秀な人っているんだなぁ」というのを大学の授業で感じて、そういう人たちを見ていて一緒に勉強していると、「あ、まだまだ自分は勉強が足りないんだなぁ」って思いました。同じクラスの友人との出会いがモチベーションを上げるきっかけになったということもあって、文学部に入って一番恵まれたのが、「人との出会い」かなと思います。

村田:
うん、なるほど…。僕は、高3のとき、同志社の文学部は全然考えていなくて、(大学は)どこでも良かったって感じだったんですよ。英文学科には、「英語が得意だったから英文(学科)に来よう」という短絡的な理由で来たんですね。適当に来て、もしかしたら「間違ってたかもしれない」という気持ちもあったけど実際入ってみると、「めっちゃ面白いなぁ」というように思えたんです。「あぁ、英文に来て正解やった!」という感じでしたね。

古山&中村:あぁ…それは、よかったね!

村田:
はい!1回生のときは結構さぼったりもしていたんですけれども(笑)、漠然と勉強計画は立てていました。英文学科では、2〜4回生でゼミがあるのですが、2回生のときのゼミは、お試しゼミのようなものなので、「まずは文学研究を試してみて、3、4回生では言語学の研究をやろう」と思ったんですよ。最初、文学研究ってどんなものか、全然分からなかったのですが、やっていくうちに「勉強するのが面白い!」というふうに思えてきましたね。2回生の時は文学研究に勤しむ傍ら、選択科目で英語学特論という授業をとっていたのですが、「この授業、おもしろいな」と思ったんですね。そのときの授業担当の先生が、今のゼミの先生なんですけども…。その先生は言語学専門の先生だったので「この先生のゼミに来年から入ろう」と思い、今はその先生のゼミに所属しています。また、僕は、能が好きで、昔歌舞伎もやっていたから、英文学科の授業と並行して、国文学科の授業も1回生のときから取り始めました。2回生になった時に「副専攻制度があるから、国文学科の副専攻をやろう」と思って副専攻を初めたのですが、副専攻が国文学科の場合、3回生になったら、国文学科のゼミを取らないといけないんですよ。3回生の時は、英文のゼミと国文のゼミを両方取っていて、結構ハードだったんですけど、身になったなというか、すごく楽しかったですね。実は僕、英語の教職課程も取っているんですけども、国文学科の授業を取っていると、国文学科の副専攻に必要な単位と国語の教員免許取得に必要な単位とが被っている授業が多いことに気づいたんですね。「それだったら国語の教員免許も取っちゃえ!」と思って、今、国語の免許も両方同時履修しています。
古山:すごーい!

桑山:中学?

村田:中学・高校両方取ってる。

桑山:忙しいな。

村田:
今は結構楽になったんだけど。3回生の時が一番ハードで、3回生のときは国文学科のゼミも取ってたし、英語科教育法や国語科教育法も取ってたし…。
桑山:試験が大変。

村田:そう!レポートの数が半端じゃなくって…。全部の授業合わせて、多分3〜4万字ぐらい書いたかな。

桑山:学期末(のレポート)だけで?

村田:うん。

桑山:卒論レベルや。

村田:卒論の倍ぐらい。

桑山:あー、鍛えられるなぁ…。

村田:うん、3回生の時は、「自分で自分をしごいた」ような感じでしたね。

Ⅲ.学生記者になったきっかけは?


村田:Web学生記者になったきっかけはみなさんなんですか?

堤 :
英文科の授業中(Academic Skills)に先生からビラを貰ったからです。実は申込期限をすぎていたんですけどね。ギリギリセーフでしたね。定員にまだ達していなかったようで…。

村田:記者には以前から興味あったの?

堤 :
自分の考えや文学部のよさを発信できる場があることを知って、自分もそのような立場から情報を発信したいと思っていましたので、Web学生記者はピッタリでしたね。

村田:桑山くんは?

桑山:
成績返却のときに、数あるビラが置かれていて、その中の一枚がWeb学生記者の応募のやつで。早速HPを見ていると、古山さんがされたインタビューなどが面白くて、学生記者に興味を持ちました。大学では大人と接する機会が案外少ないと思い、大人の話を聞いてみたいと思ったから、応募しました。

村田:古山さんはどうですか?

古山:
私は京田辺の図書館でビラを見つけました。OBの方にインタビューができると書かれていて興味を持ちました。その時、色々な大人の人と話をしたかったので。サークルの先輩との交流はあったんですけど、またそれとは違った環境の人と単純に「話」をしたかったというのが大きかったです。

村田:
実際に来年から記者として働かれるということなんですが、だいぶ以前から記者になりたいと思っていたんですか?

古山:
それは全くなかったんですよ。記者の仕事は、Web記者でのインタビューや大学生活を通して自然と興味を持つようになりました。

村田:
僕のきっかけは、桑山君と同様に成績返却のときにビラを見つけたことですね。でも2回生のときにHPを見ていて、おもしろそうだなとは思っていました。

Ⅳ.学生記者になってみて、そして今後期待することは?


村田:まだなって半年も経っていないですが、堤くんから聞いてみます。(一同笑う)

村田:今後のことでもいいですよ。

桑山:あと3年半のこと(笑)。俺はもう半年しかないけど。

村田:やりたいなって思うことはありますか?

堤 :
この座談会みたいに公式のものでなくていいから、学生記者の皆と昼ごはんなど、交流できる機会がほしいです。先輩方とはキャンパスが離れていてなかなか都合の合う時間がなく、1、2回生の学生記者も僕一人なので、もっと1、2回生の学生記者を増やしていきたいです。

中村:
3回生はまだ授業の関係で忙しいけど、1、2回生が集まれるときに居合わせてもらって、単位をほぼとり終えた4回生が皆を引っ張っていって、仕事の引継ぎをするっていうのが理想だけど…。キャンパスが離れているし、2回生がいないと食事も一緒にできないよね。

村田:
じゃあこの後ご飯を一緒に食べに行きましょう(笑)。
(しばらく食堂の話で盛り上がる)

中村:
今年は自主的に記者同士の交流をやってますね。例えばお昼時間に集まったり。それがないとメール連絡だけになってしまう。かたい話だけじゃなくて、直接会っていろいろ話す方が次につながるかな。

村田:それでは桑山くん。今後と、1年間ほど学生記者をやってきて振り返ってみてどうですか。
 
桑山:いつでも自発的に記事を書ける場があるっていうだけでも、学生記者になって良かったなと思います。

村田:去年も映像編集とかありましたね(文学部の案内ビデオ関連のこと)。案内ビデオは皆さん見ましたか?

古山:見ましたよ。

村田:あれは楽しかったけど…。

桑山:キツかったよね(笑)。

村田:
皆さん是非とも見てください。学生記者がナレーションをしたり、学生記者本人が出演しました。桑山くんも文化史学科生としてしっかり出演してましたね。

桑山:全部は見なかった。はずかしくてブラウザを途中で閉じたから(笑)。

村田:僕も英文なのに国文のほうにがっちり出演してます(笑)。

中村:堤さんも見ましたか?

堤 :
はい。紹介のビデオとして、上手く作られていてドラマチックさみたいなのを感じました。構成もしっかりしてますね。

村田:
撮ったのは学生で編集は業者さんに頼んでいます。自分たちでどこを撮るかを考えて撮ったので学生視点がよく表れていると思います。

中村:
今後はビデオの内容についても検討してもらいたいと思います。大教室での授業もありましたけど、3、4回生のゼミなどが中心になっていました。1、2回生の基礎ゼミなども今後扱ってくれたらと思います。1、2回生の声も取り入れることで、もっと幅広く見てもらえるのかなと。

桑山:
フレッシュな雰囲気が入ると変わってくると思いますね。最近、全く京田辺キャンパスに行ってないから雰囲気はわからないけど。

村田:
2013年度から文系学部生は今出川に完全に移るのでそのことも考えないといけませんね。では古山さん。お願いします。

古山:
期待することは自分の反省を含めてなんですけど、記事をきちっと書くことですね。学生記者になった当時、どうして皆あまり記事を書かないのだろうって思ってました。ただ、自分でやってみると頑張ったつもりでも年に2、3本しか記事をアップできませんでした。やっぱり編集が大変で、この座談会みたいに1時間半の録音の文章おこしをしようと思うと、聞き取りにくかったりして本当に時間がかかります。
それだけではなく、インタビュー形式の記事だと、相手に確認を取るという作業があります。書いたもの、書くものには責任はもたないといけないから、もちろんインタビューした相手にきちんと連絡を取るという作業が必要です。だから、記事のアップまでに結構時間がかかりました。一つの解決策としては、インタビューを録画して、ビデオ配信すれば、編集作業がものすごく楽になると思います。

村田:そうですね、インタビュービデオをWebサイトにアップするという形もいいですね。

古山:
長すぎると聞く方も疲れるから、10分以内にするとか、テーマごとに小分けするというのも良いかもしれませんね。もうすぐ卒業する身になって感じたことなんですけど、学生記者って一種の特権かなと思います。一番初めにインタビューに行ったのが2回生のときなんです。青年海外協力隊でブータンに行ったことがある方で、法学部の授業にゲスト・スピーカーとして来ていた方でした。レジュメ(授業で配られるプリント)に連絡先が載っていて文学部出身だったから、文学部のWeb記者をやっているのでインタビューを申し込むと、快く承諾してくれました。学生記者をやっていなかったらこんな人もいたなあってこれっきりってなっていたと思います。肩書き一つで誰にでも会えるというのは、本物の記者さんの特権でもあり、私たち学生記者にとっても特権であるのかなと思います。学生だと、相手方に迷惑を掛けてしまったときも少々気遣って頂ける場合もありますし。新聞社という肩書きを背負わずに、自分の好きな人にインタビューとして記事を書くことも出来ますし。今思うと結構、あの人にインタビューしたかったなという人が頭の中に多く浮かんできて、皆にももっと積極的に興味のある人にインタビューをしてもらいたいと思います。

村田:人のつながりがすごく広がりますね。

古山:軽いお茶する感覚で、インタビューをしてもらいたいと思います。

こうして約一時間半に渡る話し合いは終わりました。
その後記念撮影をした後、昼ごはんを食べにいったりして、各人にとって濃密な時間となりました。

遊文学部(あそぶんがくぶ)~文学嫌いだった僕が3年半を振り返る。【其の壱】

「文学部」と聞くと・・・

「俺、本なんか嫌いだから」とか「文学部ってなんだよ?」と抵抗を持つかもしれません。
実際、名前で文学部が損している部分もあると思います。
大学入学時の僕は、文学部に入った覚えはありませんでした。「英文学科」に入った覚えならあるのですが(笑)。ミステリーが好きで、何の解決のない文学を僕は嫌っていました。でも、そんな僕が3年半を通して変わった心境を卒業前に綴っていきます。

今回は、何回かにシリーズ化して、
「文学部」という学部について僕自身の体験と絡めて紹介していきます。

僕が、同志社大学に入ったのは本当に偶然でした。高校は進学校だったため、国公立を狙わされていました。つまり、個人的には国公立でも私立でもどっちでもよかったのです。
なぜ英文を選んだのか?というと、単に「英語が好きだったから」それだけです。本はそんなに好きではなく、中学・高校時代の僕は活字離れに大いに貢献していたと思います。

僕は、全くと言っていいほど、大学研究をしていませんでした。そこそこの大学で「英語が学べたらいいや!」という気持ちでいたので、英語が学べそうな「英文学科」を単純に名前だけで選びました。大学入学後、友達らや学生記者メンバーがきちっとした理由を持って同志社を目指していたというのを聞いてかなり驚きでした。そして、「それだけ志の低かった自分をすこし恥ずかしく思いました。」と展開上言ってみます(笑)。

大学一年目のときは、「大学での学び」がどんなものなのか全然わかりませんでしたし、授業も適当に取って、教職課程もとって、「あーメンドクサイなぁ。大学に入ったら遊べるって聞いたのに、なんで授業に行かないといけないんだよ。」と内心愚痴っていました。

しかし、大学二年目が僕の中で革命を起こし、転機となったのです。
たぶん無意識のうちに学びの神が僕を導いてくれていたのでしょう(笑)。二年生が始まるころ、なぜか僕の心に「国文を副専攻しよう!」という気持ちが芽生えたのです。今考えてもなぜかわかりません。ただ、僕は変わり者で、小さいときから能楽が大好きで、小学校のころは歌舞伎をやったり、大学に入ってからは能を習ったりとそういう要因もあったかも知れません。しかし、それは決断に踏み切るほどの影響力をもったものではなかったと思います。やっぱり、学びの神が誘ってくれたのです(笑)。

国文のお話はまた次回取り上げますので、少し話を別の視点から始めていきます。
主専攻の英文では二回生になるとゼミが始まります(ゼミについて知りたい場合は、僕が昔書いた駄作『ゼミとは』という記事を読んでください!)。英文学科は、ゼミが2回生、3回生、4回生で必修ですが、2回から3回に上がる時変更は可能です。そして、英文には大きく分けて、「文学・文化系のゼミ」と「言語学系のゼミ」の2つがあり、言語から文学へと移動する人は多いのですが、文学から言語へ移動する人はめったにいませんでした。上述の通り、僕は変わり者なので、「よっしゃ!2回では文学系のゼミに入って、3回からは言語学系のゼミに変えようっと!」と、これも不思議なのですが、無意識にそして漠然と1回の時に、決めていました。

いよいよ、2回生になって文学研究のゼミが始まりました。しかし、ここで、自分の中での大きな壁にぶつかったのです。今思えば、なんて了見が狭かったんだろうと笑ってしまいますが、この僕の中に芽生えた感情は、文学部外の人が、文学部に対して抱く偏見と同じではないでしょうか

「文学研究なんかをして何の意味があるんだ?」

僕が、思い悩んだ挙句の答えは・・・・。

其の弐に続く。

(村田 直樹)
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