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概要・特色

わたしたちは、ふだん、日本のことは、当たり前ながら、よく知っていると思っています。知識量の豊富な大学生ともなれば、よけいにそう思いがちです。
ところが、いろいろな場面で、このような自信が揺らぐことがあります。例えば、外国の人から、日本について尋ねられた時。また、教育実習などの機会に、中学生や高校生から、質問を受けた時。日本文学について、または日本語について、うまく答えられない場合がそうです。
もっと具体的に、質問例を挙げてみましょう。次のような質問を受けた時、われわれは、質問者が納得するように、うまく答えることができるでしょうか。

  • (旅先のロンドンで)
    イギリスは演劇が盛んな国ですが、日本はどうでしょうか?
  • (ホームステイのフランス人を京都案内に連れ出して、南座の前を通りかかって)
    歌舞伎の多くの演目のなかで、あなたが好きなものは?また、お勧めは?
  • (教育実習先の高校で)
    『平家物語』に書かれていることは、本当のことなのですか?
  • (外国人のともだちが、日本語の使い方について)
    「私は主人公だ」と「私が主人公だ」とは、どのように違うのですか?

これらは、間違いなく日本文学や日本語に関わることです。しかし、われわれにも、これらの質問に正確に答えることは、かなり難しいことです。ここで、われわれも、日本に暮らしていることが、すなわち日本に関わるすべてを知っていることにはならないという、予想外の事実に改めて気づくのではないでしょうか。
現代に生きるわれわれは、外国ばかりでなく、自国、すなわち日本について深く知り、これを海外の人たちに発信できてこそ、初めて世界との対話を実現することができます。その意味で、国文学科は、日本の文学と言語を介して、国際化を目指す学科であると言い換えることもできるのです。
以下の教育カリキュラムは、この方針を効率よく実現するために構成されたものです。

国文学科における専門領域は古代・中世・近世・近現代文学研究や日本語研究など、様々あります。同志社大学の国文学科では、日本文学・日本語学に関する専門的な知識や方法を幅広く学び、その知識や方法を活用して、日本の文化についての理解を深めることを目指しています。また、常に「伝統」とともにあり続けた京都の「いま」を通して、現代社会を力強く生き抜く資質と感覚を磨くことができるように力を入れています。

国文学科では、こうした知識や方法の習得を可能にするために充実した教員スタッフが配置されています。
現在、教員は12名おり、専門領域のバランスがとれたスタッフが全ジャンルを網羅しています。学生それぞれの希望に対応できる布陣となっているのです。

「新島襄遺言」の中に、“いやしくも社員(同志社の教職員)たるものは学生を丁重に扱うこと”、また“同志社では信念と独立心とに富み、才気があって常規では律しがたい学生を圧迫しないで、できるだけ彼らの本性にしたがって個性を伸ばすようにして天下の人物を養成すること”とありますが、国文学科でもこの精神に則り、教員が学生に丁寧な対応をすることを心がけています。

大学での学びの特徴の一つとして、多くの人との関わりの中で、自分の“関心”が何であるのかを見つけだし、それをいかに自分なりに生かして伸ばしていくか、ということがあります。
国文学科では柔軟なカリキュラムと、充実した教員スタッフという態勢のもと、個々の学生の特性やニーズを大切にし、皆さんの“学び”のあり方を支えていきたいと考えています。
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